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ペニスが勃起するのは何故?健康・医学面から徹底解説
2018年10月12日

ペニスが勃起するのは何故?健康・医学面から徹底解説

ペニスが勃起する理由を健康・医学面から徹底解説しました。一見すると単純な生理現象のように見える勃起は、実はその理由は意外と複雑でした。勃起には神経や血管の働きが関係し、体内で多様な物質が分泌される必要があることが分かりました。

勃起の医学的メカニズムとは?

勃起の医学的メカニズムとは?
勃起がなぜ起こるのか、その理由を皆さんご存知でしょうか?
一見すると単純な生理現象のように見えますが、実はその理由は意外と複雑です。勃起には神経や血管の働きが関係し、体内で多様な物質が分泌される必要があります。

ペニスが勃起する理由を健康・医学面から徹底解説します。

男性のペニスが勃起する理由

男性のペニスが勃起する理由
男性のペニスが勃起するタイミングとして、「性的な興奮を受けた時」と「朝立ち」そして、疲れているときに勃起する「疲れマラ」があります。それぞれのタイミングでペニスが勃起する理由やメカニズムは異なるのでしょうか?

性的な刺激を受けた時に勃起する理由

性的な刺激を受けた時に勃起する理由
まず性的な刺激を受けた時に勃起する理由を解説します。

まず勃起は体内の一酸化炭素の放出が合図となって始まります。男性が性的な刺激を受けると、初めに脳の中枢神経が興奮します。すると、その情報が脊髄神経を通って陰茎へと伝わります。その時、体内では一酸化窒素が放出され、それが勃起する合図になります。

実際にペニスが勃起することによって硬くなるのは血液と海綿体の働きが理由となっています。一酸化窒素の放出が検知されると「陰茎深動脈」と「羅行動脈」というバルブの役割を果たしている2種類の血管が緩み始めます。

ここでスポンジ状の組織である「海綿体」の平滑筋も緩むことでペニスが大量の血液を受け入れる準備ができます。そして、一気に血液が無数の糸のような「毛細血管」を含むスポンジ状の「海綿体」に流れ込み、血液の圧力によって海綿体が硬くなりペニスが勃起状態となります。

これが性的な刺激によってペニスが勃起する理由です。

朝立ちが起こる理由

朝立ちが起こる理由
男性が起床時に勃起する現象、いわゆる「朝立ち」は医学的には夜間勃起と言います。

人は睡眠中に身体を休める「レム睡眠」と脳を休める「ノンレム睡眠」を繰り返しています。就寝中に勃起するのは「レム睡眠」の時です。「レム睡眠」時に特定の神経が刺激されることで勃起すると言われています。

つまり、「朝立ち」とは「レム睡眠」時に起床した際にペニスが勃起する現象が続いていることを指しています。

しかし、この「朝立ち」はなぜ起こるのかは明確には分かっていません。

朝立ちの様子で病気のサインが分かる?

朝立ちで病気のサインがわかる理由として、人の体で最も細い動脈はペニスにあり、その直径は1~2ミリです。そのため、動脈硬化もそこから始まり、やがて心臓や脳の血管へと進んでいくと言われています。

したがって、朝立ちがごぶさただと糖尿病などのメタボリック症候群の症状が進行している場合があります。朝立ちのない人は血管の健康状態が悪化している可能性がありますので、気を付ける必要があります。

疲れているときに勃起する理由とは?

疲れているときに勃起する理由とは?
男性には徹夜明けや激務などの疲れたときに、勃起することがあります。いわゆる「疲れマラ」ですが、「朝立ち」と同様で自分自信の意思とは関係なく起こります。

疲れマラがおこる理由とは?

疲れマラがおこるメカニズムとして「過度な疲労により脳が生命の危機と感じて、子孫を残そうとするため」に勃起するという説もありますが、現在ではただの迷信だとされています。疲れマラが起こることには、きちんとしたメカニズムがあります。

疲労した時に神経伝達物質が分泌され、脳が覚醒することによって血圧が上昇します。その結果、海綿体にも血液が流れ込みやすくなり勃起すると考えられています。

疲れマラの「マラ」とは?

話が少し逸れますが、マラという言葉の語源をご存知でしょうか?マラは隠語として使われているイメージがありますが、実は仏教用語が語源です。

「マラ」や「マーラ」とは古代インドのサンスクリット語で、人の修行を妨げる悪神(魔羅)のことを意味します。仏教の修行では、あらゆる欲求つまり煩悩に打ち勝つ必要があります。そんな修行を妨げ、誘惑するマラは、いつしか煩悩の最大の欲求の一つである性欲の意味になり、やがてはその諸悪の根源とされるペニスの意味へと変化したとされています。

ちなみに現在でも、上座部仏教の修行僧は、性交渉はおろか自慰も厳しく制限されています。さらには、女性と二人きりになることすら禁止されています。戒律を破った者は、すぐ俗世へと追い出されてしまうほど厳しいことが知られています。

勃起不全(ED)が起きる理由とは?

勃起不全(ED)が起きる理由とは?
ここまで勃起のメカニズムについて解説してきました。では、勃起障害(ED)はなぜ起こるのでしょうか?

年齢を重ねることによってEDになることは知られていますが、その他の理由もあることが分かっています。例えば、不健康な生活をしていたり、知らず知らずのうちに心理的なストレスが溜まっていることがEDになるリスクを高める理由になります。

動脈の不十分な広がりがEDになる理由?

血液が海綿体に流れ込むことによって勃起は起こります。しかしながら、血管自体に動脈硬化などの障害があると海綿体の動脈が広がらないために、血液が十分流れ込まず、勃起が起こりにくくなってしまいます。

そのため、不規則な食生活や車通勤などによる運動不足や連日のお酒の飲みすぎ、また喫煙などによって動脈硬化などの障害を患った場合は、EDになるリスクが高まります。

心理的なストレスによってEDになる理由とは?

今、20~30代の男性で増えているED患者の多くは心理的なストレスが理由のEDが多いです。ただし、心理的なストレスは必ずしもうつなどの精神的な病気とは関係ありません。

では心理的なストレスとはどのようなものでしょうか?例えば、一度勃起せずうまくいかなかった経験があり、それ以来、性交渉のたびに不安やあせりが募って、悪循環にはまってしまうことがあります。また、寝不足やストレスでも自律神経や男性ホルモンのバランスがくずれてしまい、勃起力の低下につながることもあります。

実は心理的な理由で起こる心因性EDは2種類に分けることができます。それは現実心因と深層心因です。

現実心因とは?

現実心因とは日常のちょっとしたストレスが溜まっていきそれが理由でEDを起こす場合です。例えば、パートナーの女性から「頼りにならない」、「男らしくない」など言われたことに敏感に反応し、言葉や暴力によってEDになることがあります。

また、奥さんと結婚生活が上手くいっていない、経済的な不安がある、毎日疲れているなど自分自身でほぼ理由が思いつくものを現実心因といいます。

深層心因とは?

もう1つは幼児期での体験や性的トラウマなど心の真相にある過去の経験が理由となり、EDになるものがあり、深層心因と呼ばれます。深層心因の場合、大半は無意識であるため本人には理由が思いつきません。

心理的なストレスが理由でEDになる患者で最も多いのは前者の現実心因が理由です。現実心因は誰でもなりうる可能性があります。

勃起の理由を理解し、性生活を充実させましょう!

普段は深く考えない勃起ですが、そのメカニズムは実は複雑な人体の働きによるものであることがわかります。また不健康な状態や心理的なストレスがかかっていると勃起障害になるリスクが高まります。勃起のメカニズムを理解することは、性生活を充実させる方法の一つになります。

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