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アメリカの高校のスクールカースト例とその実態・事件・映画
2018年10月02日

アメリカの高校のスクールカースト例とその実態・事件・映画

アメリカの高校にはスクールカーストがあるって知っていましたか?実は意識せずに見ている映画やドラマの中でも、スクールカーストを前提にしているものが多くあります。知らずに見ている時とは見方が変わってくるかも?アメリカのスクールカーストについて、知ってみましょう!

アメリカにスクールカーストなんてあるの?

アメリカの高校のスクールカースト例とその実態・事件・映画
「スクールカースト」という言葉はショッキングな言葉です。カーストというのはインドの「カースト制度」から来ていると考えられ、人間に階級をつけるというものです(現在は廃止されています)。

実はあるあるスクールカースト

アメリカのスクールカーストもこれと同じで、アメリカを舞台にしているドラマや映画ではしばしば直接ではなくてもスクールカーストが描かれているものが多いです。アメリカンフットボール通称アメフト部の生徒が大きな顔をしていたり、女の子がチアリーディング部を目指したりしていますがこれらもスクールカーストを表しています。

有名な映画では「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をご存じの方も多いでしょう。この主人公、また主人公の父親はアメリカのスクールカーストでは下位に属する人たちです。映画の中で嫌なヤツとして描かれているビフというキャラは不良ですが、スクールカーストでは上位に所属していると考えられます。

このように、アメリカの映画やドラマではよくこのスクールカーストが自然に出てきています。言われてみれば、ということも多いのではないでしょうか。

アメリカの高校のスクールカースト例とその実態

アメリカの高校のスクールカースト例とその実態・事件・映画
アメリカの高校ではたいていどこの高校でもスクールカーストというものが多かれ少なかれ、あると言われています。その実態について見ていきましょう。

ジョック

「ジョック」というのはアメリカのスクールカーストでトップの男子のことをいいます。アメリカのスクールカーストのトップは、まず体育会系であることが第一の条件です。そしてアメリカでとくに人気の高いアメリカンフットボールで活躍する人気のある男子などがジョックとして振る舞うことが多いでしょう。

日本人からすると理解しがたい部分もあるかと考えられますが、アメリカでは運動のできない生徒がスクールカースト上位に君臨することはまずないと考えてよいでしょう。運動ができない=上位にはいけないということになります。とくに男子のトップになる選手はまず体育会系です。顔もイケメンで男女問わず人気がある生徒の場合が多いでしょう。

クイーンビー

「クイーンビー」というのは女王バチのことです。その名のとおり、女子のスクールカーストトップの子がクイーンビーと呼ばれます。男子のトップと同じく、運動はできることが多いでしょう。とくにチアリーディング部の中心人物がクイーンビーとなり、ジョックと付き合うことが多いと言われています。

さらに全員ではありませんが、金髪の女子が多く容姿も美しくないとなれません。クイーンビーとなる女の子は気が強くリーダーシップもあり、周囲の人を引き付けてまとめていく力もある人物であることが多いです。

チアリーディング

日本ではあまりなじみがありませんが、アメリカでは「チアリーディング」というのは一種のステータスとなっています。娘をチアリーディング部に入れるために、親が子供の頃からダンスを習わせたり通う予定の学校のボランティア活動に参加したり、そういった涙ぐましい努力をしていることは少なくありません。日本の教育ママのチア版といった感じでしょうか。

日本のチアリーディング部とは根本的に違います。希望者が入れるのではなく、多くの希望者から選抜してごく少数が選抜されます。アメリカのフットボールやベースボールで登場するチアたちも報酬はなかったり少なかったりするという話ですが、ステータスとして大人気でなりたい人が多いです。

ナード

「ナード」とは、アメリカのスクールカーストで下位に所属している人たちのことになります。ナードと呼ばれるのはだいたいが文学部系の人たちです。勉強ができるタイプの人たちは「ブレイン」、オタク系の人たちは「ギーク」、ゴシック系を好む人たちの「ゴス」などといった呼び方が存在しています。

しかし、このナードたちにも救いはあります。それは社会にでた時にジョックとナードの位置が逆転することが非常に多い、ということです。スクールカーストというスクールの中では下位であったとしても、その才能を生かした結果、働きだしたらナードがトップにたつことは少なくありません。

取り巻きの存在

ジョックやクイーンビーと仲の良い、アメリカのスクールカーストでも上位に存在している女子や男子たちのことは、「サイドキックス」と呼ばれています。ジョックやクイーンビーのそばにいる人物たちの中でも、虎視眈々とその座を奪おうと狙っているようなタイプはサイドキックスではなく「ワナビー」と呼ばれることもあります。

ジョックやクイーンビーを取り巻いていておこぼれをあずかろうとしている、そんな人たちのことは「プリーザー」と呼ばれています。日本でもそういうようなタイプの人たちはいない訳ではないでしょう、しかしアメリカのスクールカーストのように明確に名前をつけて区別とかはされていません。

アメリカのスクールカーストの外にいる人たち

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一般的なアメリカのスクールカーストに所属しておらず、例外的な立場となっている人たちです。例えばお金持ちの子供たち、お金持ちの子供たちでスクールカースト上位になるようなタイプではなかった場合でも、スクールカーストにおいては組み込まれず、例外的なタイプとして位置づけられていることがあります。

いわゆる不良のタイプ、バッドガールやバッドボーイと呼ばれる人たちもスクールカーストには入っていません。アメリカの不良たちはそもそも登校していないことも多いようですが、彼らが積極的にジョックやクイーンビーに近づいていくということはあまりない模様です。

有名どころで言うと「ハリー・ポッター」シリーズのルーナ・ラブグッドのような不思議ちゃん、彼女のようなタイプも一応スクールカーストからははずれている存在とされています。

スクールカーストにおける人種

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日本人としては、日本人がアメリカの高校に行った場合にどうなるのか、気になるところでしょう。アメリカではいまだに人種差別問題は強く根付いています。スクールカーストの上位になるのは白人の子供たちが多く、次いで立場が強いのは黒人の子供たちです。

日本人を含めアジア人たちはさらに下と言われているので立場は悪いのかとおもいきや、意外と日本好きなジョックやクイーンビーもいるのでひとまとめには言えないところがあります。基本的にきちんと英語で会話についていけてセンスが良くておしゃれな日本人女性などは人気があるでしょう。英語ができないとお話しにならないところはあります。

アメリカのスクールカーストに関するおすすめの映画

アメリカの高校のスクールカースト例とその実態・事件・映画
2004年公開の映画、「Mean Girls(ミーン・ガールズ)」がおすすめです。この映画では、田舎からでてきた主人公が高校のスクールカースト上位を目指して頑張るお話になっています。映画に登場するクイーンビー、「レジーナ・ジョージ」はクイーンビーの代名詞にもなったほど有名です。

アメリカのスクールカーストに関するドラマ

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アメリカのドラマでは随所にスクールカースト要素がちりばめられていることが多いです、例えば「NCIS~ネイビー犯罪捜査班~」にはゴスの女性が登場しています。「ビッグバン セオリー/ギークなボクらの恋愛法則 」はそのタイトルのとおり、主人公たちはアメリカのスクールカーストで下位とされているギーク、オタクなタイプの男性たちです。

そして忘れてはいけないのがスクールカーストも描いている「glee(グリー)」です。スクールカースト上位とは言えない合唱部の成長を描いており、チアリーディング部のクイーンビーであるキャラも登場しています。「ゴシップガール」はセレブな高校生たちを描いていますが、こちらもスクールカーストを意識してみると見る目が変わることもあるでしょう。

日本人が作ったアメリカのスクールカーストの基準

日本人が作ったアメリかのスクールカーストの基準というものが話題になっていました。

ヒエラルキー

ピラミッドを描き、ヒエラルキーとしてジョックやクイーンビーを頂点にサイドキックスたち、さらにその下にメッセンジャーやスラッカーなどを説明していますが、外国人たちの評判ではだいたいこんな感じ、やうちの学校には〇〇がいなかったとか、ここまではっきりはしてないといった賛否両論が寄せられています。

全くない、という否定の声は見かけることができませんでした。

アメリカのスクールカーストで実際におきた事件

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アメリカではよく銃乱射事件が起こります。こう書くと心苦しいのですが、本当に頻繁に銃乱射事件が起こっています。そして高校や大学で生徒や元生徒が起こした銃乱射事件にはアメリカのスクールカーストが関わっているのではないか、と言われています。

例えばコロンバイン校で2人の学生が起こした銃乱射事件が有名です。この2人はスクールカーストの下位に所属しており、それも最下層のイジメのターゲットになっていたそうです。だからといって許される訳ではありませんが、アメリカでのスクールカーストはなかなか厳しいのでしょう。

奇跡体験!アンビリバボーでも放映されたチアをめぐる事件もあります。娘をチアリーダーにしたい母親が、邪魔だと感じていた競争相手を殺害しようとした事件です。

アメリカのスクールカーストに関するおすすめの本

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洋書ですが映画「Mean Girls」の原作である「Queen Bees and Wannabes」が有名です。洋書も読めるという方はアメリカでも大人気となったこちらの本がおすすめです。

「教室内(スクール)カースト」発行:光文社新書で鈴木翔さん著、本田由紀さん解説のこちらの本もおすすめです。スクールカーストについて詳しく書かれています。

スクールカーストはあくまでもスクールの中だけ

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学生であるうちは、学校が人生の全てのように感じてしまう人もいるくらい学校生活が日常生活のほとんどを占めてきます。そのためスクールカーストというものはわずらわしくても、生活していくには関わらないわけにはいかないこともあるでしょう。しかし、忘れてはいけないのはスクールカーストはあくまでもスクールの中だけのカーストだ、ということです。

社会に出てもスクールカーストが続くということはアメリカでもありません。アメリカで成功したギークの中でも有名なビル・ゲイツ氏が高校生に語ったという言葉の中にも「オタクには優しく。彼らの下で働く可能性は高い」というものがあります。スクールを卒業してしまえば、スクールカーストは逆転することすらあるのだということを表しているのでしょう。

スクールカーストで下位だったからといって、生涯にはあまり関係ありません。大事なのは、将来何をするかということでしょう。

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