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「お声がけってどう使うの?」お声がけの正しい意味と使い方を紹介!
2018年11月30日

「お声がけってどう使うの?」お声がけの正しい意味と使い方を紹介!

最近、お声がけという言葉を耳にするようになりました。意味の幅は少ないけれど、様々な場面で使えるお声がけ、この言葉を使いこなして出来る人になりませんか。お声がけを使う場面や例を豊富に盛り込んだこの記事をぜひ参考にして使いこなしてくださいね。

お声がけってどういう意味?

お声がけってどういう意味?
最近浸透し始めた「お声がけ」という言葉、耳にされたことはありますか。やや年配者であれば、声を「かける」、「お声をおかけください」とは使いますが、「お声がけ」のように「が」が濁音になっているのに多少違和感を覚えるかもしれません。

ですが日本語に限らず変化・進化し続けるのが言語の宿命で、これからも変わり続けていきます。この日本語変だなあ、と頭を抱えているよりも、新しい言葉を使いこなす方がスマート。

皆さんが気になっている「お声がけします」が正しい日本語なのかについても解説しますので、ぜひご覧ください。

この記事で「お声がけ」の正しい使い方を一緒に学び、ビジネスシーンに活用してみませんか?

お声がけの間違った使い方は?

お声がけの間違った使い方は?
まずは、お声がけの間違った使い方です。お声がけはやさしい響きで丁寧な言葉です。目上の人、上司、取引先や顧客、お客様に使うのにふさわしい言葉です。

ですので、後輩や部下、同僚、家族、友人に使うのは今の時点ではふさわしくない様子です。やはり、フランクな間柄や、同列、目下に対しては、「何かあったら声かけてね」くらいが好ましいでしょう。

あまりに目下に丁寧に接しすぎては、相手が上下関係を勘違いしてしまうのと、間違った使い方を覚えてしまうリスクがあります。

あなたの後輩や部下が将来、間違った言葉を使わないように気遣うのも上の立場の責任です。

お声がけしますは間違い?

では、自分の声に「お」をつける「お声がけします」は間違っているのか。

この「お声がけ」はビジネスシーンを中心に浸透しつつあります。既に「声かけ」が一つの名詞となってしまったので、自分が声をかける立場の時も「お声がけします」と言うのが正しいとする方もいます。

本来なら自分の声に「お」をつけるのは正しい敬語ではないのですが、「声かけ」が名詞だから「お声がけします」にも問題はないという風潮もあります。

これからの流れを見つめ、浸透するようなら使い、淘汰されるならやめてスマートに言葉を使いましょう。

お声がけの正しい使い方と例文集

お声がけの正しい使い方と例文集
お声がけには正しい使い方と間違った使い方があります。正しい使い方や、スマートな使いこなしを紹介したあと、間違った使い方なども解説いたします。

まだ自分が下の立場の時代や、お客様相手の仕事をしている方から、取引先やお客様への売り込みまで、スマートに使えば実に品のある言葉ですので、ぜひマスターしましょう。

そして自分が後輩や部下を指導する立場になった時、正しい指導ができ、間違った使い方をして陰で噂されたりしないようにしましょう。

正しい言葉づかいができる人は一目置かれますし、やはり敬意の対象となります。

お声がけの使い方①上司に使うとき

基本的にお声がけはとても丁寧で品のある敬語です。上司に対して使うのもふさわしいです。意味としては、質問、用命、話しかけなどの意味を持つお声がけを使いこなしましょう。

例えば、上司から命じられた仕事をこなし、それを渡しに行く場合、メールに添付して送信する場合などに使います。

「先日申し使ったこちらの件ですが、本日仕上がりましたのでご確認ください。何かありましたらいつでもお声がけください。」などのように使います。

上司に、質問や追加の命令があったらいつでも声をかけて欲しいという意味で使います。

お声がけの使い方②取引先に使うとき

お声がけの使い方②取引先に使うとき
お声がけは取引先にも使える丁寧な敬語です。「先日ご依頼いただいたお見積もりをお届けします。内容をご覧になって何かありましたらお声がけください。」など。

こちらも上司と同じで、質問や追加の依頼があったらいつでも声をかけて欲しいという意味で使います。

ですが、取引先に対して使う場合は、後に解説しますが、さらに売り込む姿勢を加味します。取引先に対しては、仕事を取りに行く姿勢が必要です。

お声がけください、と待っている言葉を使いながらも、「いつでも」、「また」など若干催促を示すと有効です。

お声がけの使い方③お客様への「お声がけください」

お声がけの使い方③お客様への「お声がけください」
テレフォンオペレーターをやっている方だけでなく、注文する立場、質問する立場でも耳にする「お声がけ」ですが、もし自分がどこかに質問や催促をする際にコールセンターなどに電話したら、オペレーターがどう応対しているか、そこから学びましょう。

「本日の件についてはご納得いただけましたか?また何かありましたらいつでもお声がけください。」などとオペレーターは言うはずです。

自分がお客様に接する立場になった時、スマートに笑顔で言えるよう、普段から周囲の人の話し言葉にアンテナを張っておきましょう。

お声がけの使い方④お客様への「お声がけします」

お声がけの使い方④お客様への「お声がけします」
お客様に対して「お声がけします」というのも使われ始めました。聞きなれないうちは「このお人、自分の声に『お』をつけて間違ってるなあ」などと違和感を覚えることも。

ですが、最初に話した通り、「声かけ」自体がもう名詞として浸透している今、お声がけします、お声がけいたします、も使われています。

例えば、お客様が列を作っている場面で、「順番が来ましたらお声がけいたしますので、もう少々お待ちください。」という風に言っておけば角も立ちません。

お声がけの使い方⑤誘う場面で使うとき

お声がけの意味をもう一度整理すると、話しかける、声をかける、質問する、命令する、と意味は限定的です。

ですが、使い方によって、あからさまではない優しさに包まれます。例えば、「先日お誘いいただいたパーティ、とても楽しかったです。またああいった場があれば、ぜひお声がけください。」と言えば、ガツガツした誘いではなくなります。

自分が誘って欲しいと誘う場面、また、相手の出席を誘う場面で「気軽にお声がけください」など使い方はバラエティーに富んでいます。

お声がけの使い方⑥売り込む場面で使うとき

お声がけは、丁寧でややへりくだっていながらも、待機する姿勢と積極的な姿勢を両方見せれる便利な表現です。例えばあなたがとある洋服屋さんに入ったとします。

「こちらはハリウッドセレブも愛用している流行最先端のジャケットです。ぜひ買ってくれませんか?」

「こちらは当社独自の技術で織った生地に藍染を施したジャケットです。よかったらお手にとっていただき、お気に召したらお声がけください。いつでもご試着いただけますので。」

あなたがどちらのジャケットを買うかは自由ですが、売り込みの雰囲気はずいぶん違います。お声がけを使う方が品がありますよね。

また、売り込む場面で、聞く側の心理がやわらぐのがお声がけです。

「この度の入札の件で御社におかれましては様々なオファーを受けているようで何よりです。弊社も、弊社にできる最善を尽くす所存ですので、ぜひ弊社にお声がけください。」

こちらには仕事を取ろうという意思が強く見られます。

お声がけの使い方⑦質問の意味で使うとき

お声がけは「質問」の意味で使うことができます。「本日の講義はこれで終了です。受講者の皆さま、お気付きの点、不明な点がありましたら、お声がけください。」など。

質問してください、という意味でもお声がけは使えますので、あなたの表現辞書のレパートリーに加えておくと、あなたの言葉の質がだいぶ上がります。

「質問があったらどうぞ。」と比べてだいぶ違うと実感していただけますよね。今はちょっとした言葉尻を捉えて非難したりクレームする時代です。鉄壁の守りのためにも表現力を身につけましょうね。

お声がけの使い方⑧感謝の場面で使うとき

お声がけは感謝の場面で使うこともできます。示す意味に幅はあまりないのですが、使う場面には限りなく幅があるのがお声がけです。

「先日はお声がけいただきありがとうございました。弊社といたしましても真摯に取り組む姿勢ですので、お気付きの点がありましたら、またお声がけください。」

この場合の例は、顧客からややクレームのような案件を持ち込まれたときなどに使えますが、クレームすらもお声がけと言い、そのクレームにさえ感謝を示す真摯な態度が伺えます。

そのほか、パーティに誘ってもらったことへの感謝、仕事をもらった感謝などの場面でも使えます。

適切な「お声がけ」で次の仕事に声がかかる

適切な「お声がけ」で次の仕事に声がかかる
いかがでしたか?お声がけという言葉一つで印象もずいぶん違ってきますし、様々な場面で使えます。

お声がけを上手に使いこなして、「お声がけください」と相手に声をかけながら、自分が声をかけられて仕事で成果を出す立場になれるのがベストです。

使いこなすのが難しい日本語ですが、この記事が読者の皆さまのビジネス会話シーンに役立って、読者に利益をもたらすことを願います。

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