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「いつも寂しい」原因はどこにある?満たされない心の解消方法とは?
2018年11月11日

「いつも寂しい」原因はどこにある?満たされない心の解消方法とは?

何をしていても誰といても、心が満たされない。いつも寂しい気持ちが消えないという人は、心に傷を抱えて生きてきたアダルトチルドレンである可能性が高いです。ここでは、そのような人が満たされない状態から抜け出すにはどうすればいいのか考えていきます。

常に心が満たされない「アダルトチルドレン」とは?

常に心が満たされない「アダルトチルドレン」とは?
アダルトチルドレンとは、大人のような子どもと誤って解釈されがちですが、本来の意味は心に生きづらさを抱えている大人のことを指します。

多くの場合、子ども時代に与えられるはずの愛情を十分に受けられないまま成長したことが原因となっています。親から虐待を受けていたり、機能不全家族という家庭が崩壊した状態で育てられたりしたことで、アダルトチルドレンになってしまうケースが多いです。

そのような人々は、子どもの頃から常に我慢を強いられ、子どもらしく素直に感情を出して受け入れてもらう経験や、認めてもらう経験が著しく欠けたまま大人になりました。

その結果、大人になってからも自己肯定感を持てずに、社会生活の様々な場面で満たされない思いを抱え、苦しむことになります。

「アダルトチルドレン」かもしれない人の特徴とは?

「アダルトチルドレン」かもしれない人の特徴とは?
自分がアダルトチルドレンであると認識している人は多くありません。実はそうなのだけれど、気付かないまま苦しんでいる人もたくさんいます。

アダルトチルドレンは心に寂しさを抱え、常に満たされない状態で過ごしています。その寂しい心や満たされない思いが原因で、共通する特徴が見られます。

ここでは、心が満たされない寂しい状態で生きている、アダルトチルドレンである可能性の高い人の特徴を見ていきましょう。

人に本心を見せることや深い関係を築くことを避ける

まず、アダルトチルドレンはどこか冷めたまなざしをしています。そして、自己肯定感の低さが原因で、人と本心で付き合うことを避けるのが特徴です。

本来愛され保護されるべき存在である親から虐げられたことで、心を開けなくなったからです。人を愛しても無駄だという思いが刷り込まれてしまっています。

そのため、一人の人とじっくり付き合ったり、深い関係を気付いていくのが怖く、自分が愛されることにも自信がありません。

誰かを好きになっても、どうせ自分なんて好かれないだろう、裏切られるだろうと思ってしまいます。そんな寂しい気持ちを吐き出すこともできないため、恋愛も友人関係もうまくいかないという人が多いです。

寂しい気持ちを何かに依存することで埋める

寂しい気持ちを何かに依存することで埋める
愛情を受けられず寂しい・満たされない心のままでいるのが耐え切れず、それを自分で埋めようとします。それが、依存という形であらわれます。依存の仕方は人それぞれで、人に依存する場合もあれば物や事象に依存する場合もあります。

問題となるのが、自傷行為や薬物、アルコール、ギャンブルなど心身の健康を害するものへの依存です。満たされない心を埋めるために行っているので、簡単に止めることができません。

人への依存では、満たされない者同士が強く惹かれ合うケースが多く、共依存と言って自分がいなければ相手はダメになると強く思い込んでしまいます。一緒にいることでより堕落してしまっても、それと引き換えに寂しい気持ちが軽くなるのでなかなか抜け出せません。

すぐに諦めてしまうことが多い

自己肯定感の低さから、何でもすぐに諦めてしまいがちです。どうせ自分は何をやってもダメなんだという気持ちが潜在的にあるからです。

せっかく入った学校を辞めてしまったり、職を転々としたり、何をやっても続きません。それがまた、居場所を次々と失うことに繋がり、心の寂しい満たされない状態を悪化させてしまいます。

何か好きなことや自分に合うものを見つけられればいいのですが、そもそも自分で選んだり決めたりすることが苦手なため、なかなかうまくいきません。

諦める以前に、自分から何かを始めることもあまりないので、様々な場面において経験不足です。続かないせいで得意になれるものを見つけるのも難しく、さらに満たされない気持ちから抜け出せなくなってしまいます。

自分の考えがない・もしくは表現しようとしない

自分の考えがない・もしくは表現しようとしない
自分の考えや気持ちをことごとく否定され続けて育ったせいで、自分で考えること自体をしなくなった人も少なくありません。

自分で考えても無駄だという気持ちがあり、考えて行動することを止めてしまったのです。否定されるのが怖いという気持ちもあるのでしょう。

そのため、社会人になっても仕事や対人関係の場で支障が出てきます。決められたことならできるけど基本的に指示待ちで、臨機応変に対応することが難しいです。

我慢したり感情を押し込むことは得意なので、叱られたり責められたりしても、へこたれません。それが忍耐強いと評価されることもありますが、反省していないと誤解されることも少なくありません。

いつも心が満たされない表情をしている

いつも心が満たされない表情をしている
心が寂しい状態でずっと生き続けていると、どんどん表情もなくなっていきます。喜怒哀楽を表現できなくなるくらい、感情を失ってしまっているからです。

満たされない思いをずっと抱え続けているので、愁いを帯びた表情をしているか、もはやそれすらなく死んだ魚のような目をしている人もいます。活気がなく、諦めながら生きていることが顔に出ています。

その反面、心は寂しい寂しいとずっと悲鳴を上げ続けているのですが、それを内側へ内側へと無意識のうちに閉じ込めてしまっているので、本当の気持ちに気付いてもらえることはありません。

彼氏や夫がいても「寂しい」と感じる女性は多い

彼氏や夫がいても「寂しい」と感じる女性は多い
満たされない心を抱えた状態で生き続けていると、先ほどもお伝えしたように、誰かと深く理解し合ったり信頼し合うのが難しくなります。そのため、寂しい気持ちを恋人や配偶者がいることで解消できるかというと、その限りではありません。

彼氏や夫がいても、心が満たされないまま・寂しいままの女性はたくさんいます。自分で作った家族がいても依存行為に走る人が絶えないのが、それを物語っています。

だからと言って、彼氏や夫が悪いわけでもありません。アダルトチルドレンの抱える心の問題は根深く、簡単に解決するものではないのです。

彼氏や夫ができても、本当の意味で寂しい心が満たされるのは難しく、満たされない状態を抜け出すためには、まだやらなければならないことがあります。

常に満たされないという人は他人の目にどう映る?

常に満たされないという人は他人の目にどう映る?
心が常に満たされない・寂しいと感じている人の背景や特徴をお伝えしてきました。なぜ心が寂しいのか、満たされないのか理解すれば、その気持ちが言動や表情・態度に出てしまうこともわかるのではないでしょうか。

でも、アダルトチルドレンの人は無気力で感情が乏しいため、事情を理解しない人から見ると、やる気がなく人任せでネガティブという悪いイメージを持たれてしまいかねません。

心が寂しいと助けを求めることができればいいのですが、それも難しいため、他人からするとどうしても否定的に見てしまいます。

もちろん、なりたくてアダルトチルドレンになったわけではないのですが、他人から誤解されてますます生きづらくならないためにも、自分から歩み寄る努力は必要でしょう。

寂しい・心が満たされない状態を変える方法とは?

寂しい・心が満たされない状態を変える方法とは?
生きづらさをなくすために、表面的な態度・行動に気を付けたり、なるべく明るく振る舞ったりすることも大切ですが、根本的な解決にはなりません。それだけでは、自分の中に押し込まれている寂しい心・満たされない心はそのままだからです。

満たされない状態から本当の意味で抜け出すためには、やらなくてはならないことがあります。心が傷ついている人にとっては辛い作業になる可能性もありますが、生きづらさを解消するためには必要なことです。これから、一つずつご説明していきます。

寂しい・満たされないと思っていることに気付く

まずは、自分の心が何を感じているのかということに目を向けましょう。ずっと我慢しながら生きてきたので、気持ちを封じ込めるくせがついてしまっています。本当は寂しいのに、それに気付かずやり過ごしてしまっている人も多いでしょう。

なんとなく毎日楽しくない、幸せを感じられないという人は、その満たされない気持ちを自分で見つけてあげることが大切です。

自分が満たされない状態なのは心が寂しいと感じているからなんだ、と気付けることで一歩踏み出せます。

寂しい気持ちをまずは自分で受け入れる

寂しい気持ちをまずは自分で受け入れる
寂しい心に気付くことができたら、その気持ちを自分自身で認めましょう。それまで、誰にも心が寂しいことも満たされないことも、認められるどころか気付いてももらえませんでした。

そんな心を、寂しいんだね満たされないんだねと、可愛がり受け入れることで、気持ちが溢れてくるようになります。

そうすると、自分の中に小さな自分がいることに気付く人もいるでしょう。インナーチャイルドと言って、受け入れて愛してもらえるはずだった子どもの頃の自分が、心の奥に閉じ込められているのです。

その小さな自分に気付き、自分自身で受け入れ愛してあげることで、寂しい心が少しずつ救われていきます。

自分は自分のままでいいと認める

自分をそのままでいいと思えたら、自己肯定感も持てるし自信を持って前向きに生きていく力になります。自分がずっと抱えてきた寂しい心・満たされない心に気付き、受け入れることができたら、次は今の自分をまるごと認めましょう。

育ってきた過程で認めてもらうことができなかったぶん、意識的に「自分は自分のままでいい」と繰り返し思うことが大切です。時には声に出して言い聞かせるのも効果的です。

満たされない心も含めてまるごと肯定することができれば、過去に負けない新しい自分に生まれ変われているはずです。

好きなことを見つけて打ち込む

好きなことを見つけて打ち込む
ここまでの行程をクリアできたら、より自分に自信をつけ、楽しく生きるためにも、好きなことを始めてみてはいかがでしょう。

何を始めたらいいかわからないという人は、気軽に取り組めるものから少しずつやってみて下さい。趣味と言えるほどではないような地味なものでも効果があります。

例えば、楽器を習う、花を育てる、絵を描くなどクリエイティブな趣味もいいですし、好きな食べ物の食べ歩き、部屋の模様替え、髪型を変えるなど気分転換になるようなこともおすすめです。

寂しい心にとらわれず、自分の好きなものを探す時間に身を投じることで、満たされないと嘆く暇もなくしてしまいましょう。寂しい心を認めて受け入れたあとなので、引き戻されてしまうこともなくなっていくはずです。

信頼できるパートナーや友人を作る

信頼できるパートナーや友人を作る
心が寂しいと自分で認められていない段階では、誰かといても満たされない思いは消えません。でも、自分自身で認め受け入れられたなら、人と一緒にいることに幸せを感じることもできるようになるはずです。

自己肯定感はもちろん自分で持つものですが、人から認められたり愛されたりすることで、育っていきます。つまり、そういう信頼できる人がそばにいることで、寂しい心がより救われるでしょう。

誰かと深い関係を築くことを避けてきた人には試練でもありますが、新しい自分に生まれ変われれば、人と繋がりを持ちたいという欲が湧いてくる可能性もあります。

恋人でも友人でも、心から信頼できる人を作れる状態になれば、満たされない気持ちも解消されるでしょう。

過去ではなく今とこれからのことに目を向ける

好きなことに取り組み気分を前向きにしながら、生きづらさを解消するためには、過去にとらわれるのをやめて、今の自分、これからの生き方に目を向けることが大切です。

一度満たされない原因と向き合っても、長年蓄積された思いを簡単に消し去ることはできません。ちょっとしたきっかけでまた寂しい心に戻ってしまうこともあるでしょう。

それでも、楽しく生きたい・前を向きたいという強い気持ちがあれば抜け出すことができます。過去には満たされない心だったけれど、これから満たしていけばいいと思うようにしましょう。

過去を書き換えたっていい

過去を書き換えたっていい
過ぎたことは変えられないと言いますが、自分の中で思い出したくない過去や、向き合い難い過去を、無理に背負って生きていくのはとても辛いことです。

向き合い認める必要があるのは、自分が寂しいと思っている気持ちに対してだけです。ひどいことをされたり、愛してもらえなかった事実とは、一つひとつ向き合う必要はありません。

自分の気持ちに整理をつけ前を向くために、過去と決別するのも一つの方法です。

あの時、認めてほしかったな。愛してほしかったな。本当は大切にされて、自分は愛されていたんだ。そう思うことで、辛かった過去を書き換えてもいいのです。

子どもの頃満たされなかった思いを、今一度自分の中で満たしてあげるように、愛されたかった・愛されるべきだった本来の風景をイメージして、辛かった記憶を上書きしましょう。

自分の心の声と向き合い認めることで前に進める

自分の心の声と向き合い認めることで前に進める
寂しい・常に心が満たされない人は、育ってきた過程で心が満たされる経験が乏しかったことが原因で、その寂しい気持ちを自分で認める必要があることをご説明しました。

心が満たされないまま、たくさんのことを諦めてきた人にとって、幸せな人生なんて考えられないと思うのは無理もありません。でも、自分の中に押し殺していた気持ちに気付けただけで、もう既に一歩踏み出せています。

過去に踏ん切りをつけて、これからの人生を生きていきましょう。自分で自分を認めて受け入れることができれば、人を受け入れることだってできるようになります。もう、寂しい・満たされない苦しみからは解放されるはずです。

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