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四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件とは|女の画像や動機は?真相まとめ
2019年08月16日

四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件とは|女の画像や動機は?真相まとめ

平成の未解決事件の一つである四日市ジャスコ誤認逮捕事件とはどんなものだったのでしょうか?逃女の画像は?など、事件発生時の流れと事件の謎や警察捜査の疑問点を色々な角度から調べてみました。また、事件解明を求めて起こされた裁判の行方や警察の対応などもお伝えします。

四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件とは?

2004年(平成17年)2月17日、三重県四日市市のジャスコ(現イオン四日市尾平店)で起こった誤認逮捕死亡事件で、当時68歳の男性が誤認逮捕され拘束されました。

その後精神的・肉体的なストレスで体調を崩し、搬送された病院で亡くなるという悼ましい事件として話題になりました。騒動のきっかけをつくった女性が忽然と姿を消し行方不明のまま事件は時効を迎え未解決事件となっています。

のちの警察の捜査の結果、死亡した男性は犯人ではなく誤認逮捕だったことがわかり、免罪事件として世間をざわつかせました。

四日市ジャスコは、四日市市の尾平町という場所にあります。地図からもわかるのように、三滝川の近くにある商業施設で四日市の中心地からはかなり距離があります。住宅地も近いのでで、近所の方も利用していますが、近隣の町から車で買い物に訪れる人も多いです。

四日市ジャスコ誤認逮捕事件の詳細

四日市ジャスコ誤認逮捕事件の詳細
犯人がわからないまま、誤認逮捕で死亡者まで出てしまった四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件ですが、2011年の2月17日に時効を迎えてしまい、不気味な未解決事件となっています。

ここからは、事件発生当日の事の成り行きを見ていきたいと思います。

四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件の現場は?

四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件発生時の状況

四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件発生時の状況
ここから、ジャスコ誤認逮捕死亡事件について詳しく見ていきたいと思います。なぜ、男性は誤認逮捕、拘束をされ死に至ってしまったのでしょうか?

当時の事件発生の状況や誤認逮捕に至った経緯などを詳しく深堀していきましょう。

ジャスコ誤認逮捕事件の主要人物

この事件では、誤認逮捕された被害者男性の他に、事件の発端となった女など様々な人たちが出てきます。話の流れをより明確にするため主要な人物を表にまとめました。
主要人物
男性Aこの事件の被害者 誤認逮捕され拘束された後死亡
女Bこの事件の鍵を握っている女 子連れだったと言われている
ATM付近にいた一般市民女の叫び声を聞いた買い物客(3名ほど)
警察官別件でジャスコにいた警察官(2名)+応援要請された警官

事件当日の流れについて

では、具体的に2004年2月17日のジャスコ誤認逮捕事件当日の事の成り行きを追っていきます。あの日、四日市のジャスコATM内で何が起きていたのでしょうか?なぜ、誤認逮捕が起きてしまったのでしょうか?

事件当日の流れをみてみましょう。

2017年2月14日被害者男性がATMに立ち寄る

その日、男性Aさんはジャスコ四日市尾平店で買い物をしています。報道によるとお孫さんが飼っているハムスターの餌などを買いに来店していたようです。買い物や電気料金の支払い、奥さんへお小遣いとしてお金を渡してしまっていたので手持ちのお金がなくなり、ジャスコ内にあるATMで現金を引き下ろそうとしていました。

子連れ女BがATMに侵入しAさんと揉める

現金を引き下ろした後、男性AさんがATMを出ようとすると背後に子連れ女Bがいました。

その後、男性Aさんが子突然、子連れ女Bに体当たりされ、何かを掴むような動作をされた後、両者もみ合状態になります。

現金が入っている財布を男性Aさんは、盗られないように必死で守っていた姿が監視カメラに映っていたそうです。自分の思うように事が進まなかったからなのか、子連れ女Bは男性Aさんに向けて『泥棒!』と叫びました。

男性Aさんが近くにいた買い物客に取り押さえられる

子連れ女Bの『泥棒!』という叫び声を周囲にいた人たちが聞きつけ、男性Aさんを叫び声を疑う事なく泥棒だと決めつけ取り押さえてしまいます。

この時、男性Aさんを取り押さえた人たちは3名ほどで、その中にはジャスコの店員もいたという情報もあります。

その後、ジャスコ内での万引き事件の処理をしていた警察官CとDが現場に到着し、その場で男性Aさんを窃盗犯の犯人と断定、事情を聞くこともなくその場で手錠をかけ、うつ伏せ状態で男性Aさんを制圧しました。

この時、管轄の警察署に応援要請がされています。

制圧された男性Aさんの容態が急変する

事件当日の流れについて
警察官に手錠をかけられ制圧されてしまった男性Aさんは、『自分は何もやっていない、無実だ』と主張し抵抗をしました。

駆けつけた警察官2名のうち1名は20代若手の警察官だと報道発表されています。

やがて抵抗も虚しく男性Aさんは、精神的・肉体的なストレスから嘔吐をし、その場で気を失ってしまうのですが、取り押さえていた警察官は異変には気付かないまま、何の処置もせずに頭部と胸部にうっ血ができるほどの力で20分間制圧され続けていました。

男性Aさんが搬送先の病院で息をひきとる

男性Aさんの異変に気付いたのは、応援要請で現場に駆けつけた警察官でした。救急車を呼び、病院に搬送されるも、男性Aさんは心肺停止状態になっており、脳は回復不能な状態までダメージを負っていたようです。

翌日、男性Aさんは息を引き取りました・・・。

死因は過度なストレスによる、高血圧性の心不全と不整脈。後に遺族に返還された遺品のメガネは片方のレンズが外れ、壊れた状態だったと言います。

また、男性Aが制圧されていた時に握り締められていた銀行のキャッシュカードは3つに折れ曲がり、メガネはレンズが片方破損し外れていたそうです。これだけを見ても、警察官の制圧がどれだけのものだったのか?が推察されます。

四日市ジャスコ誤認逮捕事件の鍵を握る女

ジャスコの誤認逮捕の元凶となっている子連れ女Bは騒動に紛れて現場から姿を消しています。

用もないのにこの女はジャスコ内のATMで一体なにをしようとしていたのでしょうか?また、男性Aさんに対し『泥棒!』と叫んだ動機や理由はなんだったのでしょうか?

県警が発表した女の特徴も含め、その辺りのことについても色々と調べてみました。

ジャスコから子連れ女Bが忽然と姿を消す?

ジャスコから子連れ女Bが忽然と姿を消す?
この事件の発端である騒動を引き起こした子連れ女Bは、男性Aさんが駆けつけた警察官に抑圧されている時に、どさくさに紛れて姿を消してしまっています。

子連れ女Bが四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件の鍵を握っている重要人物であることは間違いなかったのですが、駆けつけた警察官の一人がこの女を探していましたが見つからなかったという事がわかっています。

ATMに設置されている防犯カメラには・・・

ジャスコ内のATMに設置されている監視カメラの映像から男性Aさんは、買い物袋で両手が塞がっている状態で、誰かに何かをするという状況は不可能で、男性Aさんが子連れ女Bから『泥棒!』と叫ばれるような事をしてはいなかったということになります。

また、男性AさんがATMを利用している少し前から付近をウロつきATM内を物色している子連れ女Bの姿が監視カメラの画像で確認されています。

ジャスコ誤認逮捕事件渦中の子連れ女の画像が公開

被害者男性Aさんが死亡してしまったことと、泥棒!と叫んだ子連れ女Bが現場から忽然と姿を決してしまっていたということから、頼みの綱はジャスコ内にあるATMの監視カメラのみということになります。

三重県警は、子連れ女Bの画像を一般に公開し情報を求めました。

一般公開された女の画像

昔の防犯カメラは今のように画素数が荒く性能が良いとは言えません。

一般公開した子連れ女Bの画像もカメラの画素数があらく、顔全体がぼやけた状態で不鮮明なので人の顔として認識されず、このニュースを見た人たちからは『この写真怖すぎる』と言われるようになってしまいました。

今回の事件のように嫌疑不十分の状態で監視カメラの画像を公開するのは、『グリコ・森永事件』以来のことになります。

ジャスコで男性Aさんと揉み合いになった女の特徴

三重県警が監視カメラの画像を一般公開してから市内では女の写真入りビラを見かけるようになりました。ここには写真の他に、事件解決の鍵を握る女の特徴が記載されていました。

女の特徴をまとめましたのでご覧ください。
  • 25歳〜30歳くらい
  • 身長160cm程度
  • 痩せ型、細身で小柄
  • 髪は肩ぐらいまでの長さで薄い茶色、髪の先がカールしている
  • 黒っぽい上着とズボンを着用、ショルダーバックを肩にかけていた
  • 2歳くらいの子供を前抱っこしていた

子連れ女が「泥棒」と叫んだ動機はなに?

突然ATMに入り、男性Aさんと揉み合いになった挙句『泥棒!』と叫んで助けを求めた子連れ女B。監視カメラの画像では、男性Aさんが買い物袋で両手が塞がっていたことをいいことに体当たりをしています。

体当たりをした後に子連れ女Bは、男性Aさんの胸元辺りをさぐるような仕草をし、財布かキャッシュカードと見られるものを奪い合う姿が映し出されていました。

ジャスコのATM監視カメラの映像でも確認されていますが、男性Aさんの両手が塞がっていることをいいことに、子づれ女Bは財布もしくはキャッシュカードを狙っていたのでは?ということも囁かれています。

ジャスコATMから姿を消した女の疑問点

ジャスコATMから姿を消した女の疑問点
事件の鍵を握る子連れ女Bの行動にも謎と疑問が残り、スッキリしませんよね?子連れ女Bの行動について疑問点を検証していきましょう。

疑問に残る点

  • 泥棒!と叫んだ時点で3人駆けつけているが、子連れ女の存在には気づかなかったのか?
  • 揉み合った時、女が抱っこしていた子供は泣かなかったのか?

駆けつけた人は女の存在に気づかなかったのか?

女の泥棒という叫び声で3人の人が現場に駆けつけていますが、その時に女へ声は掛けなかったのでしょうか?普通なら事実確認をするはずなのですが・・・。

女に事実確認をせず、泥棒という女の不確かな情報だけでAさんを取り押さえてしまったのでしょうか?この3人の人たちは、警察官にAさんの身柄を引き渡すとすぐ、その場を離れていってしまったので謎のままです。

警察官が、最初に取り押さえた市民3人から事情徴収をしたとの報道もあるのですが、県警からの発表ではこの辺りのことは詳しく情報として流されてはないので不明です。

Aさんとの揉み合いで子供は泣いていなかったのか?

Aさんとの揉み合いで子供は泣いていなかったのか?
男性Aさんと揉み合いになる前に、子連れ女Bは体当たりをしています。子供を抱っこした状態で人に体当たりをし、その後揉み合っているので子供は大丈夫だったのか?が心配です。

子供の年齢は2歳くらいと発表されています。そのくらいの年齢の子供なら、不安を感じるだけでも泣いてしまいます。ましてや母親が人に体当たりをし、揉み合った挙句『泥棒』と大きな声で叫んでいるのですから、泣いてもおかしくないでしょう。

しかし、報道されていた内容からは子供が泣き叫んでいたという様子は伝えられていません。

四日市ジャスコ誤認逮捕事件の謎と警察捜査の問題点

四日市ジャスコ誤認逮捕事件の謎と警察捜査の問題点
ここでは、四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件最大の注目点でもある『警察の初動捜査の問題点』とこの事件の『謎』について調べた結果を元に読み解いていきたいと思います。

この章で考察したい内容

  • 男性Aさんが誤認逮捕されてしまった背景
  • 警察の初動捜査の問題点-捜査は妥当だったのか?
  • ジャスコ四日市誤認逮捕死亡事件のなぞ

男性Aさんが誤認逮捕されてしまった背景は?

男性Aさんが誤認逮捕されてしまった背景は?
子連れ女Bの泥棒という叫び声で男性Aさんが、駆けつけた市民3人に取り押さえられてしまったのですが、警察官が現場に駆けつけた時にはすでに取り押さえられていた状態だったので、有無を言わさず窃盗の容疑者にされてしまったということです。

男性Aさんは、手にキャッシュカードを握っている状態で取り押さえられていたことも大きかったと思われます。

警察の捜査は妥当だったのか?

四日市ジャスコがある尾平町を管轄している警察署は四日市南警察署になります。男性Aさんが逮捕・拘束中に死亡していまったことで警察の初動捜査のずさんさが浮き彫りになり非難を受けました。

当時の民放局のワイドショーでも事件が取り上げられており、四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件は、警察のずさんな捜査と、誤認逮捕で死亡させてしまったという最悪な結末とともに、日本中に知れ渡ることになります。

管轄は四日市南警察署

四日市南警察署から尾平町にあるジャスコまでは、おおよそ車で30分くらいかかります。

また、この辺一帯の主要道路は慢性的な渋滞にもなっているので、現場で男性Aさんが20分ほど制圧されていたと報道されていますが、もっと時間が掛かっていたかもしれません。

当時男性Aさんに手錠をかけ、制圧していた警察官の体重は100キロちかかったとも言われていますし、年齢も20代だったことからも制圧する際の力加減がコントロールできなかったとも考えられます。

警察の初動は適正だったのか?

後の報道で事件時の一連の流れが明らかになり、警察官の初動捜査が適正だったのか?ということが取り上げられるようになりました。調べてみると、男性Aさんに対する対応があまりにも酷かったということがわかります。

三重県警の発表と報道との内容の違いに、警察からの情報と報道機関からの情報との食い違いに市民も不信感を募らせるようになってきました。

一部内容を紹介します。

当初、取り押さえた3人に事情を徴収したとの報道とその内2名を取り逃がしたとの報道があるこの情報元は三重県警の発表からと思われるがどちらが真実なのか。

出典: https://matome.naver.jp/odai/2138796625463958001 |

四日市ジャスコ誤認逮捕事件の謎

四日市ジャスコ誤認逮捕事件の謎

事件の謎①男性Aさんの身元確認はされていたのか?

四日市ジャスコ誤認逮捕事件の謎
ジャスコのATMで男性Aさんを取り押さえた市民3人から、そのまま引き継ぐ形で駆けつけた警察官が手錠を掛けています。この時、警察官は市民3人が取り押さえている男性Aさんを容疑者だと思ったと報道されています。

容疑者にされた決定的な理由が、男性Aさんはキャッシュカードを握り締めていたからです。

なぜその場で男性Aさんの身元確認とキャッシュカードの本人確認を警察官はしなかったのか?ということも疑問ですし謎です。

事件の謎②事件の状況確認は?

ジャスコ内のATMの監視カメラを確認せずに逮捕してしまったのか?という部分も謎ですね。実際、監視カメラには男性Aさんの両手は荷物で塞がっていている状態で、怪しい動きはなにもできなかったし、何もしていない様子が録画されていました。

だとすれば、警察は現場の状況を確認せず男性Aさんに手錠をかけてしまったことになります。

事件の謎③女の似顔絵は公開しなかったのか?

四日市ジャスコ誤認逮捕事件の謎
三重県警は、ジャスコ四日市誤認逮捕死亡事件の鍵を握っているであろう、子連れ女Bの似顔絵を公開することはありませんでした。あの不鮮明でぼやけている監視カメラの静止画像のみを公開しただけに留めています。

この質問に対する三重県警の回答にも、一般市民からは納得を得られていません。

山川刑事部長の回答:「立場上女性は被害者、参考人なので公開手配はできない」

出典: https://matome.naver.jp/odai/2138796625463958001 |

謎④子連れ女の目撃者は本当にいなかったのか?

四日市ジャスコ誤認逮捕事件の謎
四日市の尾平町にあるジャスコは2階建ての店舗です。1階には食品を扱うスーパーやコスメコーナなどもあるので人の出入りは激しいと思われます。ATMは外からも出入りできるので、仮に子連れ女Bが店内を通らずに外から出ても駐車場があるので、誰にも会わないということは考えられません。

市民3人が駆けつけるほどの声だったと想像できますので、ちょっとした人だかりになってもおかしくないです。

目撃者の部分も報道では明確にされておらず謎が残ります。

時効後の警察の対応もひどかった

時効後の警察の対応もひどかった
事件当日、普通にジャスコで買い物をし、ATMで現金を引き下ろしただけで、何の落ち度もない状態で誤認逮捕され死に至ってしまった男性Aさんですが、警察の扱いは事務的なものでした。

2011年2月17日に事件が時効を迎えてしまいます。

そして、その翌日、警察は男性Aさんを被疑者としたまま検察に書類送検。同年5月に津地方検察庁は男子の無実を認める判決をしています。その時の判決は被疑者保証として、1日分の最高額である1万2500円の支払い命令でした。

時効後の警察の対応も後味が悪く、一般市民の感情を逆撫でするものになっています。

四日市南警察署前には当時、市民に捜査の協力を要請する看板が建てられていたようです。看板に書かれている内容の文言を見る限り、消えた子連れ女Bはあくまでも『被害者女性』という立場であったことが見て取れます。

時効後に新たな事実が発覚

時効後に新たな事実が発覚
時効成立後の翌月3月に、男性Aさんと子連れ女Bが奪い合いをしていた財布及びキャッシュカードが男性Aさんの所持品であることが発覚したのです。

つまり、この事件は最初から窃盗事件でも何でもなかったことがわかり、四日市南警察署は誤認逮捕を認めました。認めましたが、あくまでも事件当時の警察官の初動は適正だったと言っています。

死亡者が出ているのに適正だったと言えるのでしょうか?世の中の人たちはこの事件に対してこんな感情を抱いています。


四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件の裁判の行方は?

四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件の裁判の行方は?
男性Aさんが誤認逮捕され死亡してから3年経過した2007年に遺族が、三重県を相手取り民事で損害賠償の訴訟を起こしています。その後、この裁判は4年という長きに渡って行われました。

時系列で詳細をみてみましょう。

2007年三重県を相手に訴訟を起こす

2011年2月17日0時にジャスコのATM内で起きた事件は、未解決のまま時効が成立してしまいました。翌日18日には被疑者死亡のまま書類送検され後、そもそも窃盗自体が成立しておらず事件性がゼロであったことがわかっています。

つまり、この時点で死亡した男性は被疑者ではなく、完全なる誤認逮捕だったということになります。

無実の事件で誤認逮捕され死亡にまで至らせたとして、遺族は2007年に三重県を相手に約5700万円の損害賠償を求めた訴訟を起こし、三重県が側はこの訴訟に対して、当時の警察の一連の逮捕・制圧・捜査は適切だったとして遺族と争う姿勢を示しています。

2010年津地方裁判所で一部訴えが認められる

2010年11月18日に津地方裁判所において、誤認逮捕された男性の遺族の訴えのが一部が認められました。

三重県側に誤認逮捕された男性遺族側へ880万円の支払いを命じる判決が出されています。

また、判決内で裁判長は『制圧行為は必要かつ正当な限度を超え、違法』とし、ジャスコ内での抑圧行為は違法とするも、死因と制圧との因果関係は認めませんでした。

誤認逮捕されてしまった男性の遺族は同年、同月の27日に控訴しています。

2011年名古屋高等裁判所で控訴審判決が下る

四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件は、遺族が納得する判決には至らなかったため、2011年最高裁で争われることになりました。

そして同年9月、名古屋最高裁判所での控訴審判決で、警察官の取り押さえ違法として遺族に対し、三重県側に3640万円の支払いを命じています。この判決を受け、三重県側は上告を断念しています。

四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件の現在

四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件の現在
平成最後の年となった現在でも、四日市ジャスコ誤認逮捕事件の鍵を握っている女の行方はわかっていません。警察は『虚偽告訴罪の被疑者』として捜査を続けて来ましたが時効を迎え、平成の未解決事件となってしまいました。

四日市南警察署は津地方裁判所の判決を受けて、男性Aさんへの誤認逮捕を認めていますが、一定の遺憾の意を述べるも、公的に遺族への謝罪は無いままの状態で現在に至っています。

事件は時効を迎えたが遺族の中では終わってはいない

事件は時効を迎えたが遺族の中では終わってはいない
四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件を色々な角度からお伝えして来ました。

事件当日のあの日、普通に買い物をし、ATMで現金を引き下ろしていただけなのに窃盗の犯人として逮捕・制圧されて死に至らしめられてしまった男性、及び遺族の方の心中はいかばかりか。

警察が誤認逮捕だと認めたのは事件発生から7年後のことです。それまでの間、残された遺族の方々は深刻な社会的な被害に遭われており、苦しみに耐え続けた7年間だったと思います。

四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件は時効を迎えてしまっていますが、このような悲しい事件が今後繰り返されないように、ひとつの教訓として、また男性Aさんとご遺族の悲しみに報いる為にもこの事件を風化させてはいけません。

今後、このような悲劇が繰り返されないことをただただ祈るばかりです。

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