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酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の本名・母親など生い立ち|現在は結婚?
2019年03月13日

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の本名・母親など生い立ち|現在は結婚?

神戸連続児童殺傷事件の犯人、酒鬼薔薇聖斗(元少年A)をご存知でしょうか。日本の犯罪史に残る凶悪犯の一人です。ここでは彼が起こした事件をおさらいしながら、社会復帰後の行動や家族のこと、現在の様子について調べて行きます。最新情報とともに、ぜひご一緒ください。

酒鬼薔薇聖斗こと元少年Aが起こした事件とは?

みなさんは、「酒鬼薔薇聖斗」という名前を知っていますか? その人物が「少年A」と呼ばれていたことを知っていますか? かなり有名なので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

酒鬼薔薇聖斗は、1997年に起きたある凶悪事件の犯人です。通称少年Aと呼ばれた彼は、今は刑期を終えて出所してきています。成人したのち「元少年A」と呼ばれるようになった彼は、今でもことあるごとにマスコミに取り上げられており、その存在はいまだに風化していません。

神戸連続児童殺傷事件(1997年)

神戸連続児童殺傷事件とは、1997年に兵庫県神戸市須磨区で起きた、当時14歳の中学生による連続殺傷事件です。犯人である少年が名乗った名前から、『酒鬼薔薇事件』または『酒鬼薔薇聖斗事件』とも呼ばれます。

犯行が通り魔的であったことや被害者に遺体が無残に扱われたこと、警察や新聞社を挑発する「声明文」「挑戦状」を犯人が出した点など、日本の長い犯罪史の中でも特に残虐で異質な事件であったと言われています。

犯人が普通の中学生であったことは、社会にとって非常にショッキングなできごとでした。事実、この事件をきっかけに、少年事件とそれに関連する法整備が大きく注目されるようになり、当時の内閣が少年法改正に乗り出すまでにその影響はおよびました。
上の画像は、事件の発生した神戸市須磨区のベッドタウンを、男の子の遺体が発見された通称「タンク山」(正式名称は「竜の山」)から眺めた様子です。一見何の変哲もないこの街で、身の毛もよだつような惨劇は起こりました。

当時の世の中の反応

上の画像は酒鬼薔薇聖斗(元少年A)が描いたイラスト、以下は「挑戦状」の実物の画像と文章です。どちらにも不気味さやグロテスクさが感じられ、酒鬼薔薇聖斗(元少年A)が異様な人物であることを物語っています。

さあゲームの始まりです
愚鈍な警察諸君
ボクを止めてみたまえ
ボクは殺しが愉快でたまらない
人の死が見たくて見たくてしょうがない
汚い野菜共には死の制裁を
積年の大怨に流血の裁きを

SHOOLL KILL
学校殺死の酒鬼薔薇

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E6%88%B8%E9%80%A3... |
下の画像は、神戸新聞社に送り付けられた「声明文」の実物です。「挑戦状」と同じく、全て血文字を連想させるような赤いインクで書かれています。このままでは読みづらいので、中身の文章も以下に掲示しておきました。

神戸新聞社へ

この前ボクが出ている時にたまたま、テレビがついており、それを見ていたところ、報道人がボクの名を読み違えて「鬼薔薇」(オニバラ)と言っているのを聞いた
人の名を読み違えるなどこの上なく愚弄な行為である。表の紙に書いた文字は、暗号でも、謎かけでも当て字でもない。嘘偽りないボクの本名である。ボクが存在した瞬間からその名がついており、やりたいこともちゃんと決まっていた。しかし悲しいことにぼくには国籍がない。今までに自分の名で人から呼ばれたこともない。もしボクが生まれた時からボクのままであれば、わざわざ切断した頭部を中学校の正門に放置するなどという行動はとらないであろう やろうと思えば誰にも気づかれずにひっそりと殺人を楽しむ事もできたのである。ボクがわざわざ世間の注目を集めたのは、今までも、そしてこれからも透明な存在であり続けるボクを、せめてあなた達の空想の中でだけでも実在の人間として認めて頂きたいのである。それと同時に、透明な存在であるボクを造り出した義務教育と、義務教育を生み出した社会への復讐も忘れてはいない
だが単に復讐するだけなら、今まで背負っていた重荷を下ろすだけで、何も得ることができない
そこでぼくは、世界でただ一人ぼくと同じ透明な存在である友人に相談してみたのである。すると彼は、「みじめでなく価値ある復讐をしたいのであれば、君の趣味でもあり存在理由でもありまた目的でもある殺人を交えて復讐をゲームとして楽しみ、君の趣味を殺人から復讐へと変えていけばいいのですよ、そうすれば得るものも失うものもなく、それ以上でもなければそれ以下でもない君だけの新しい世界を作っていけると思いますよ。」
その言葉につき動かされるようにしてボクは今回の殺人ゲームを開始した。
しかし今となっても何故ボクが殺しが好きなのかは分からない。持って生まれた自然の性さがとしか言いようがないのである。殺しをしている時だけは日頃の憎悪から解放され、安らぎを得る事ができる。人の痛みのみが、ボクの痛みを和らげる事ができるのである。
最後に一言
この紙に書いた文でおおよそ理解して頂けたとは思うが、ボクは自分自身の存在に対して人並み以上の執着心を持っている。よって自分の名が読み違えられたり、自分の存在が汚される事には我慢ならないのである。今現在の警察の動きをうかがうと、どう見ても内心では面倒臭がっているのに、わざとらしくそれを誤魔化しているようにしか思えないのである。ボクの存在をもみ消そうとしているのではないのかね ボクはこのゲームに命をかけている。捕まればおそらく吊るされるであろう。だから警察も命をかけろとまでは言わないが、もっと怒りと執念を持ってぼくを追跡したまえ。今後一度でもボクの名を読み違えたり、またしらけさせるような事があれば一週間に三つの野菜を壊します。ボクが子供しか殺せない幼稚な犯罪者と思ったら大間違いである。

———— ボクには一人の人間を二度殺す能力が備わっている ————

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E6%88%B8%E9%80%A3... |
酒鬼薔薇聖斗(元少年A)は三つの事件を起こしていますが、中でも特に衝撃的だったのが三つめの事件でした。当時小学校5年生だった男の子の首を切り落とし、自分の通っていた中学校の校門前に「声明文」(上に引用した文章)とともに放置しました。
この大事件の話題は瞬く間に沸騰します。ニュースやワイドショーはこの話題で持ちきりになり、事件の舞台となった神戸市須磨区には報道陣が押し寄せました。その波を逃すまいとして、当時のマスコミがこぞって犯人捜しを始めるのは当然の流れでした。
特にテレビでは連日、心理学や犯罪の専門家、作家などがコメンテーターとして呼ばれ、以下のような意見を盛んに叫びました。コメントの材料は、もちろん「挑戦状」「声明文」、そして残虐な犯行そのものでした。

有識者の見解
神戸連続児童殺傷事件が報道されたとき、有識者による様々な犯人像のプロファイリングがテレビや新聞で報道されました。

とある言語学者は挑戦状の難しい熟語は、漫画に出てくるようなもので、長文でありながら口語調の表現がない事から日常会話をしないのではないかと考え、犯人は「漫画やアニメをよく見る無口な人物」としました。

またとある弁護士は挑戦状の論理的な文章構成から「高度な教育を受けている」とし、とある作家は「難しい漢字を使おうとする発想を10代・20代はしないだろうし、逆にあえて難しい漢字を使おうとする所に30代らしい背伸びを感じる」と言いました。

また新聞社にも多数の意見が寄せられ、世間の一般人もその犯人像を推理していました。中には10代ではないかと言う人はいましたが、それがまさか14歳の中学生とは思っていなかったようです。

出典: https://shiritagirl.jp/otona/love/235 |
当時、犯人は高い教育を受けたおとなだと思われていました。「挑戦状」「声明文」には難解な単語や言い回しが使われており、犯行も周到なものとされていたからです。しかし、これらの予想はことごとく外れてしまうことになります。

犯人逮捕当時の報道

1997年6月28日、犯人が逮捕されます。大方の予想を裏切って、捕まったのは当時14歳の中学生でした。上の動画から、当時の混乱ぶりがわかります。その後、犯人の母親が出版した手記のタイトルから、凶悪犯酒鬼薔薇聖斗「少年A」と呼ばれるようになります。

元少年Aの生い立ちは?

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の逮捕当時、彼の家庭環境は大きな話題になりました。凶悪な犯行の背景が、育ち方にあったのではないかと考えられたからです。

3人兄弟の長男として生を受ける

1983年、両親健在の、ごく普通な中流家庭の第一子・長男として酒鬼薔薇聖斗(元少年A)は生まれました。

父親は仕事で家を空けることが多く、家ではもっぱら母親と過ごす日々。後に弟が2人生まれますが、酒鬼薔薇聖斗(元少年A)は長男であったため、厳しくしつけられて育つことになります。

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)が弟たちに暴力を振るっていたとの情報は、彼の暴力性が幼いころから備わっていたものだということを予想させます。

母親の愛情をあまり注がれずに育つ

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の母親は、年子で生まれた上の弟を可愛がりました。そのしわ寄せを食ったのが酒鬼薔薇聖斗(元少年A)で、彼は生後10ヶ月で強制断乳されてしまい、弟の授乳する姿を見て泣いていたといいます。

《母は生後10か月で離乳を強行した。(中略)1才までの母子一体の関係の時期が少年に最低限の満足を与えていなかった疑いがある》(判決文より)

 精神医学用語でいう「愛着障害」の可能性に触れ、さらに母は排尿、排便、食事、着替え、玩具の片付けに至るまで、躾には極めて厳しく、スパルタ教育を施していたことが、後にAの心を歪ませた疑いがあるとしていた。

出典: https://www.news-postseven.com/archives/20150620_330878.html |

父親は仕事人間で家を空けがちだった

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の本名・母親など生い立ち|現在は結婚?
父親は神戸市内のとある有名企業に勤めており、家を留守にしがちでした。数週間家に不在であったり、休日出勤も頻繁でした。この父親は、酒鬼薔薇聖斗(元少年A)を叱りつける時に暴力を振るっていたと言われています。

上記のように、神戸製鋼の社員だったという情報もあります。大企業の会社員だったということです。事件当時の酒鬼薔薇聖斗(元少年A)一家の経済状態がどのようなものだった詳細にはわかりませんが、金銭的に困窮していた可能性は低いです。

祖母が心の支えだった酒鬼薔薇聖斗(元少年A)

元少年Aの親代わりとなっていたのは、彼の祖母でした。祖母は酒鬼薔薇聖斗(元少年A)い犬を買ってやったり、彼が母親にしかられるとかばったりして、可愛がっていました。元少年Aも祖母に懐き、「祖母の背中が唯一の温かみを感じる場所」になっていました。

祖母の死をきっかけに、動物虐待に走り始める

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の本名・母親など生い立ち|現在は結婚?
酒鬼薔薇聖斗(元少年A)が小学校5年生の時、可愛がってくれていた祖母が亡くなります。そして、この頃から酒鬼薔薇聖斗(元少年A)は異常な行動を始めるようになりました。動物虐待です。

ナメクジを殺すことから始まり、カエルを切り刻み、ついには何十匹もの猫を殺してその首を切り取るまでにその虐待はエスカレートして行きました。

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の母親の行動がおかしい?

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の本名・母親など生い立ち|現在は結婚?
酒鬼薔薇聖斗(元少年A)が注目を集めるのは当然なのですが、実は彼の母親も、数々の奇行で有名な人物です。一説には、酒鬼薔薇聖斗(元少年A)が凶行におよんだ原因のほとんどがこの母親にあったのではないかと言われるほど。

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)をノイローゼに追い込む

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)は、幼稚園の年長のころに3回、精神的な要因から体調を崩しています。また小学3年生のころには、軽度のノイローゼと診断されたこともあります。その時、医師は母親が叱り過ぎていることを指摘していました。

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)が母親について書いた作文には、「やさしいときはあまりない」「しゅくだいをわすれたり、ゆうことをきかなかったりすると、ふとんたたきをもって百たたきがでる」「ぼくもお母さんがいなかったらな」と記されています。酒鬼薔薇聖斗(元少年A)がおかしくなった要因の一つに、母親の接し方があったことは間違いないでしょう。

野良猫を撃つためにエアガンを購入

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の本名・母親など生い立ち|現在は結婚?
酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の母親は、家の菜園を荒らしたり庭にフンをする野良猫を追い払うと言う理由で、エアガンを購入しています。この頃から、酒鬼薔薇聖斗(元少年A)は友人の目の前で猫の腹を蹴り上げて見せるなど、猫に対して非常に残酷になって行きます。

母親が動物虐待を推奨したようなものですから、ある意味当然の流れだったと言えます。

また、酒鬼薔薇聖斗(元少年A)が猫に対して特別に残忍であったのも、母親が猫に対して強い憎しみを抱いていたからなのではないでしょうか。それを間近で見ていたから、殺して首を切るなどといった恐ろしいことを何十回も繰り返せるようになってしまったのでしょう。

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の行動への忠告に逆ギレ

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)が動物虐待を繰り返すのを見かねた周囲が、母親に対して苦言を呈したことがあったそうです。その時の母親の反応は、「ウチの子はそんなことしません!」という非常に強気なもの。そんなことが、何回も繰り返されていたといいます。

事件当日、被害者宅に居座って遊ぶ

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の本名・母親など生い立ち|現在は結婚?
被害者の男の子が祖父の家へ行くと言って外出したきり行方不明となった事件当日のこと。酒鬼薔薇聖斗(元少年A)母親は、留守番をするという名目で被害者家族の家に上がりこむと、当時流行っていたゲーム「たまごっち」で遊び始めたそうです。

焦る被害者家族を尻目に「警察まだー?」などと空気の読めない発言を繰り返し、挙句の果てにゲームで遊びながら息子の自慢話を始めたといいます。たまりかねた親戚によって酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の母親は追い出されたということです。

被害者の葬儀での一コマ

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の本名・母親など生い立ち|現在は結婚?
酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の母親の母親は、被害者の男の子の葬儀の際にも異様な言動で周囲を困惑させています。男の子の遺体があまりにも無残な状態だったため、お母さまはそれを直視することができないでいました。

そこへ、酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の母親は「難儀やな(困ったな)、顔ぐらい見たりいな」などと言い放ったそうです。酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の母親と被害者の男の子のお母さまは顔見知りでしたが、この時の言葉はあまりにも無神経だと言わざるを得ません。

また、事件の犯人が自分の息子であると判明しても、酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の母親を始め加害者家族から、被害者遺族の方々への謝罪は一切無かったということです。

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の逮捕後、手記を出版

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の母親の異様な行動はまだ終わりません。なんと、自分の息子が殺人犯であることをネタに手記を出版します。タイトルは、『「少年A」、この子を生んで......』。この手記は1999年のベストセラー部門総合14位、ノンフィクション部門7位にランクする大ヒットとなりました。

出版時期は酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の裁判が終わった後の1999年4月。その内容は、両親が息子との生活や事件前後の息子の様子について記したものでした。事件の真実を求める遺族の気持ちに答えるという名目で出版されたこの手記でしたが、実際には出版前に酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の両親から遺族の方々への説明は何もなかったということです。

手記の印税で豪遊?

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の本名・母親など生い立ち|現在は結婚?
手記によって酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の両親が得た印税は、約7000万円にも上ったそうです。その全てを償いとして被害者へ支払ったという旨が文庫版のあとがきにありますが、実際には弟2人の進学費用にしたいという勝手な理由から、支払われなかったと言われています。

実はそれも事実ではなく、印税は他県に豪邸を建てるために使われました。

億単位の賠償金の、毎月2万円分割支払い宣言

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の本名・母親など生い立ち|現在は結婚?
酒鬼薔薇聖斗(元少年A)が医療少年院に送られたあと、本人とその両親は民事訴訟を起こされます。この時の原告には、凄惨な殺され方をしてしまった男の子の遺族の他に、その前の事件で酒鬼薔薇聖斗(元少年A)に殺害されてしまった当時小学校4年生の女の子の遺族の方々がいました。

1999年、女の子側とは示談金約8000万円で示談が成立。男の子側に対しては1億4000万円の賠償を命じる判決が下されます。その判決が言い渡された時、酒鬼薔薇聖斗(元少年A)母親は「毎月2万円ずつ払います」などと発言して裁判官から注意を受けました。

その後、賠償金は毎月12000円ずつ支払われています。

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の本名は?

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の本名・母親など生い立ち|現在は結婚?
酒鬼薔薇聖斗(元少年A)は、事件当時14歳の中学生だったため、実名を伏せて報道されていました。しかし当時はインターネットが発達しておらず、一般人にメディアを介して酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の本名が報道されることは一部の例外を除いてありませんでした。

当時、週刊誌に酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の本名が

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の本名・母親など生い立ち|現在は結婚?

逮捕翌日よりネットには少年の実名が飛び交い、7月2日には写真週刊誌『フォーカス』に彼の顔写真が掲載され、掲載誌の販売を自粛する店が出る一方、売り切れ店も続出した。

出典: https://bunshun.jp/articles/-/3091 |
週刊誌はテレビ局や新聞と違い、ある程度の自由がきいたのでしょう。本名だけに限らず、顔写真まで掲載したというのだから驚きです。ちなみに、少年法の条文には下のような箇所があります。

家庭裁判所の審判に付された少年又は少年のとき犯した罪により公訴を提起された者については、氏名、年齢、職業、住居、容ぼう等によりその者が当該事件の本人であることを推知することができるような記事又は写真を新聞紙その他の出版物に掲載してはならない

出典: https://kotobank.jp/word/%E5%B0%91%E5%B9%B4%E4%BA%8B%E4%B... |
しかし、これは「努力義務」であって罰則規定が無いため、当時の週刊誌たちが法的に罰されることはありませんでした。

後年になって大々的に晒された本名

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の本名・母親など生い立ち|現在は結婚?
インターネットが発達し、誰でも手軽に情報を得られるようになった今、酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の本名はネットの海に晒されています。

出生名(本当の意味での本名)は東慎一郎。出所後は、西岡真と改名しました。

「姓を変えないとその人の社会生活に著しい支障が出る」という特例が適用されたためです。今現在、酒鬼薔薇聖斗(元少年A)は、イニシャルが「K.M」になる名前を使って生活していると言われています。

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の出所後の行動

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)は、2004年の仮退院を経て、翌年に関東医療少年院を本退院しました。

その後の彼の居住地に関しては、法務省がマスコミや市民団体に意図的に偽情報を流していると言われています。「個人情報の公開は本人の更生に支障をきたす」というのがその理由とのことです。

手記を出版

2015年6月10日、酒鬼薔薇聖斗(元少年A)は「元少年A」名義太田出版から手記を刊行します。タイトルは『絶歌 神戸連続児童殺傷事件』

当初、酒鬼薔薇聖斗(元少年A)は幻冬舎に手記出版の話をもちかけていましたが、社長が自社からの出版を断念し、太田出版を紹介したという経緯があります(下の画像は幻冬舎社長の見城徹氏)。

出版までに紆余曲折はありましたが、初版は10万部で、書店に並ぶや否や発売3ヶ月で第3刷まで増刷されるヒットとなりました。

あらためて振り返るのは、淳君の父・土師守さんである。

「『絶歌』の出版は、遺族にとっては傷害罪と同じ類のものです。30歳を過ぎた大人が引き続き少年法で守られており、それゆえペンネームでの出版という卑怯なことが可能なわけです。この本はメディア関係者から渡されて自宅にありますが、いまだに読んではいません。いえ、読めないのです」(同)

 同書は25万部を売り上げ、Aは4千万円もの印税を手にしたという。

出典: https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190105-00553964... |

手記の出版に対する批判

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の本名・母親など生い立ち|現在は結婚?
手記の出版に対し、何も知らされていなかった被害者側出版中止回収を求めましたが、それはかなわなかったどころか増刷される事態になってしまいました。これと前後する形で出版元の太田出版が、2015年6月17日付で自社ホームページに「『絶歌』の出版について」という見解を発表しています。

 2015年6月11日、太田出版は『絶歌』を出版しました。
 この本は1997年に神戸で起きた通称神戸連続児童殺傷事件の加害者である元少年Aが事件にいたる経緯、犯行後の社会復帰にいたる過程を自ら綴ったものです。
 なぜ遺族の了解を取らずに出版したのか、遺族の気持ちをどう考えているのか、なぜあのような猟奇的殺人者の本を出すのかなど、出版後、多くの批判をいただいています。
 本書は、決して本人の弁解の書ではありません。いわんや猟奇殺人を再現したり、忌まわしい事件への興味をかき立てることを目的にしたものではありません。

(中略)

  私たちは、出版を継続し、本書の内容が多くの方に読まれることにより、少年犯罪発生の背景を理解することに役立つと確信しております。
 ご遺族にも出版の意義をご理解いただけるよう努力していくつもりです。

出典: http://www.ohtabooks.com/press/2015/06/17104800.html |
また、図書館も対応に追われました。公共の場に元凶悪犯罪者の著書が並ぶことへの抵抗はもちろん、酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の言葉に読者が悪い影響を受けることを憂慮する向きもあったのでしょう。また、著書を図書館に導入することで、酒鬼薔薇聖斗(元少年A)に印税が入る(結果として金儲けの手助けになる)ことを嫌う意見もあったことでしょう。




当時のTwitterの反応の一部です。当然と言えば当然でしょう。悪い意味でとは言え酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の知名度は抜群ですから、手記を出版するとなれば一定の売り上げは見込めます。しかし、それに対して幅広い理解が得られるわけではありません。


注意喚起する声や興味を示す声も当然ありました。中には、酒鬼薔薇聖斗(元少年A)本人とコンタクトを取ろうとするマスコミの方まで。このように、元凶悪犯による手記の出版は、社会に大きな波紋を広げました。

手記の印税の使い道

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の本名・母親など生い立ち|現在は結婚?
酒鬼薔薇聖斗(元少年A)が手記の印税をどのように使ったのかについては、はっきりしたことはわかっていません。ただ、被害にあった男の子のご家族のもとに、酒鬼薔薇聖斗(元少年A)から手記の印税のうちの1000万円慰謝料として払いたいという旨の手紙が届いたことはわかっています。

この件について、酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の両親の弁護士、つまり加害者側の立場に立つ人間から苦言が呈されました。

手記を出版する前に被害者遺族に了解をとって、その後の印税を慰謝料として払うのが筋だ、ということです。もちろん、遺族の方々は酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の申し出を断っています

このツイートでは、酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の申し出たとされる印税からの支払額は3000万円になっています。いずれにせよ、酒鬼薔薇聖斗(元少年A)が手記の出版によって大金を手にしたことは明らかです。

ホームページを開設

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)は、手記の出版に続いて自身のホームページ開設にも手を伸ばします。その経緯と顛末は、次のようなものでした。

『存在の耐えられない透明さ』と題したホームページの開設も告知(現在は閉鎖)。自身とみられる覆面姿の裸体写真やナメクジのコラージュなど、四方八方から悪趣味が襲いかかってくる内容だった。こうした“創作活動”にも、惜しみなく印税が投入されているのは想像に難くない。

出典: http://news.livedoor.com/article/detail/15829885/ |
現在当該ホームページは閉鎖されていますが、以下のURLからそのトップページを見ることができます。

リンクを踏む前に注意していただきたいのですが、トップページには不可解なイラストが掲載されているため、人によっては気味の悪さを感じかねません。ブラウザを小さくするなどしてページを表示し、少しずつスクロールしていくと良いでしょう。


ホームページには、以下のようなナメクジをモチーフにした画像が多数掲載されていました。上で紹介しているトップページにある画像も、ナメクジを題材にしているように見えます。少年期に動物虐待の手始めとしてターゲットにしたのがナメクジだったことと、何か関係がありそうです。

メルマガ配信

ホームページ閉鎖と前後して、酒鬼薔薇聖斗(元少年A)はメールマガジンの配信を始めます。しかし有料配信だったこともあって批判が殺到し、このメールマガジンは凍結されました。

「ホームページのメールフォーラムに届いた読者からの質問に答えていく内容でした。しかし、わずか1週間後、配信元となるネット会社からAのアカウントが凍結され、メールマガジンは廃止されました。『規約上の違反があった』というのが表向きの理由ですが、“殺人鬼の金儲けに協力するのか”というクレームが配信会社に殺到し、会社側がすぐに手を打ったというのが現実です」

出典: http://news.livedoor.com/article/detail/11038182/ |

2015年は、酒鬼薔薇聖斗(元少年A)が活発に活動した年となりました。当時、彼は32歳になっていました。なぜ2015年にこれだけ精力的に動いたのか、理由はいまだにわかっていません。

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の家族の現在は?

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の本名・母親など生い立ち|現在は結婚?
酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の家族は、現在どうしているのでしょうか。凶悪犯罪者を身内に持つ影響で、肩身の狭い生活を送っているのでしょうか。

両親は離婚

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の本名・母親など生い立ち|現在は結婚?
酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の両親は、彼の弟たちの通学に関する問題を理由に協議離婚にいたっています。その離婚理由が本当のことなのか、それとも形式的なものなのかについては分かっていません。さすがに息子が凶悪犯罪者であるとなると、夫婦でいることが難しくなったのでしょうか。

母親の現在

手記の出版と離婚を経て学校関係の職場で働いていたらしいのですが、すでにそこは解雇されており、自分の母親の介護をしながら生活しているということです。詳しい居場所はわかっていません

父親の現在

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の父親は、事件の後、務めていた神戸の企業を辞めています。離婚して姓を改名し、一時は親戚の元に身を寄せていたようですが、現在どこで何をしているかは分かっていません

二人の弟はそれぞれの道へ

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の本名・母親など生い立ち|現在は結婚?
酒鬼薔薇聖斗(元少年A)には二人の弟がいますが、彼らは母親に引き取られ姓を変えた後、四国や和歌山を渡り歩いて少年時代を過ごしたとされています。

上の弟の現在

大学の工学部に進学し学んだ後、現在はアニメ関係の学校に通っているということです。どの学校にいつから通っているのかについてはわかっていません

下の弟の現在

下の弟は、高校を中退して働いているということです。職場がどこであるかは分かっていません。両親が手記を出版した際、印税は酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の弟二人の進学資金に充てると発表があったことはすでに書きました。が、少なくとも下の弟については、印税で上の学校には進学しなかったと見て間違いないでしょう。

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の現在

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の本名・母親など生い立ち|現在は結婚?
酒鬼薔薇聖斗(元少年A)は医療少年院を出所後、名前を変えて各地を点々としたとされていますが、現在はどこで何をしているのでしょうか。

居場所は東京?

現在、酒鬼薔薇聖斗(元少年A)がどこに住んでいるのか、これが「絶対である」という情報はありません。しかし、「つい数年前には確実にこの辺りに住んでいた」という情報なら見つけることができました。

2016年1月26日、酒鬼薔薇聖斗(元少年A)は週刊文春直撃取材を受けています。その際写真も撮られており、その背景から詳細な居場所が特定されました。東京都足立区UR花畑団地付近だということです。


現在は引っ越している可能性が高いですが、少なくとも数年前までは都内にいたことは確実です。ちなみに、週刊文春の記者は酒鬼薔薇聖斗(元少年A)への取材時に、命の危険にさらされています。機嫌を損ねた酒鬼薔薇聖斗(元少年A)に詰め寄られ、追いかけられたのです。
酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の本名・母親など生い立ち|現在は結婚?

【記者が元少年Aから逃走するまでの流れ】

記者2名が元少年Aの住む東京23区内のアパート前に車を停める

トイレットペーパーを大量にのせたママチャリで元少年Aが帰ってくる

記者が元少年Aに声をかける「○○さんですよね?」

元少年Aは人違いだとい言う「何のことかわからないんで」

記者が根気よく取材を続けて手紙を渡そうとする

元少年Aがブチギレ激怒で自転車を投げる「コラお前なめてんのか!」

元少年Aが完全にキレて記者の腕をつかむ「命がけで来てんだよな!?」「顔と名前覚えたぞ!!」

元少年Aがコートに左手を入れたままで何かを持っているそぶり(刃物を彷彿とさせる行為)

記者は車に戻りたくなったが「車に乗り込む前に元少年Aに追いつかれる」と判断

記者は身の危険を感じてショッピングモール方面に逃げる

元少年Aが全速力で追いかけてくる

元少年Aはショッピングモール近くで人目を気にしてスピードダウン

記者はスーパーの駐車場に入って元少年Aのアパート方面にダッシュで戻る

1キロほど逃走してようやくアパート前に停めた車に乗り込む

元少年Aはガードレールから身を乗り出して記者の顔を鬼のような形相で凝視

無事逃走完了

出典: https://matome.naver.jp/odai/2144214537793372101 |
医療少年院を退院して何年も経っているにも関わらず、更生できているのか心配になる事案です。いくら不快だったとは言え、赤の他人をここまで威嚇し、追いかけるというのはやはり普通ではありません。コートのポケットの中身も、一体何だったのか気になります。

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の現在の画像

下の画像の中で、白黒になっている顔写真が中学時代の、カラーになっているものが現在の酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の顔になります。整形手術をしたとの情報もありますが、画像を見る限り、少年時代とさほど変わっていないようにも見えます。

上の動画の冒頭でも、酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の現在の顔を確認することができます。サムネイルでは目にモザイクがかかっていますが、動画ではモザイクなしで見ることができます。

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)は結婚しているのか?

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)は、現在結婚し、家庭を持っているとのことです。結婚相手は彼のファンの女性という情報があります。有名な凶悪犯罪者にはファンが付くことがありますが、これもその一例だったということでしょうか。


過去に凶悪な殺人事件を起こし、いまだに他人に対して危険な言動をする人間が、結婚どころか子どもまで作っていたとは。Twitterを始めSNSで大きな反響があったのは当然のことでしょう。

神戸連続児童殺傷事件を無駄にしないために

酒鬼薔薇聖斗(元少年A)が起こした事件は、家庭環境、特に母親の影響が強く現れたものだと言われています。親による子どもの虐待が後を絶たない中、第二の酒鬼薔薇聖斗が出てくる可能性は否定できません。

このような悲劇を繰り返さないためにも、大人たちには子どもへの接し方について意識を高く持つことが求められていると言えるでしょう。
酒鬼薔薇聖斗(元少年A)の現在についてもっと知りたい方は、こちらの記事もどうぞ。

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